今年も愛知県私立幼稚園連盟が「幼児教育懇談会」を開催してくださいました。これは県内の私立幼稚園が支部ごとに園長先生や保護者の方々に声をかけていただき、地元の県議会議員を招待して親しく懇談をするという会です。私立学校経営は国や愛知県からの補助金で経営を行っており、そのしくみをことや増額のために議会で働きかけていることを理解していただこうと開催します。
私は「幼児教育の現場の声を県政につなぐ」と題し、「幼稚園園長として、子育てをしながら働く女性として、県議会議員として等」様々な立場から、子どもたちの教育についてお話しました。幼稚園園長として、園内を這ってしか移動できなかったお子さんを連れたお母様から頼られ、障がい児も一緒に育つインクルーシブ教育の必要性を痛感し、委員会での質問につながったことをお話しました。
また議員として幼児教育の無償化を、丹羽秀樹衆議院議員が厚生労働委員長の時に、愛知県内の女性議員で出かけ、若年層の保護者の方々の声を当時の塩崎厚生労働大臣に届けました。消費税は上がりましたが、それを子どもたちや高齢者の福祉にあてるということで、保育料が無償化となりました。これも幼稚園の園長先生や保護者の皆さんの声を議会に反映させることとなりました。
最後に日本のジェンダーギャップについて話し、女性初の総理が誕生したことで、女性の活躍に拍車がかかります。これから女性の就労率があがり、子育て支援が先になって、幼稚園経営は更に厳しくなっていく現状をどうしていくのか。幼稚園連盟の結束力で、国や県への提案をしていくことがさらに必要となるので、しっかり応援していきますとお話しました。



